7月8〜9日に行われた第12回日本アスレティックトレーニング学会学術大会に、JSPO −AT、NSCA−CSCSとして参加してきました。
場所は千葉県房総半島の果て、勝浦市。
5月頃に参加申し込みをし、2日間参加するため会場近くの宿を予約していました。
学会一週間前になる7月最初の土曜日、宿泊の確認メールが届いたので念のため目を通すと、
!?!?
なぜか山形県の宿を予約していました。笑
何がどうなって山形の宿を予約したんだろう。
往復6時間×2日の移動がメインイベントになりました。
まぁ、人間生きてりゃそんな時もありますよね(?)
会場では大学時代お世話になっていた複数の先生方が運営スタッフとしていらっしゃったので大学卒業後久々の再会でした!
まず現場におけるアスレティックトレーナーの役割とは、以下の通りです。
- 外傷・障害への対応、予防
- コンディショニング
- 救急対応
- リコンディショニング
- 安全管理と健康管理
今回の学術大会のテーマは「VUCA時代のアスレティックトレーニングを問う」
- V(Volatility:変動性)
- U(Uncertainty:不確実性)
- C(Complexity:複雑性)
- A(Ambiguity:曖昧性)
の頭文字をとった造語で、「先行きが不透明で、将来の予測が困難な状態」を意味します。
なぜVUCAの時代と言われるようになったのかというと、テクノロジーの急速な発展やグローバル化、気候変動、そして新型コロナウイルスの影響などがあります。
医療業界、スポーツ業界もまたVUCAの時代を迎えています。
この2日間で様々なテーマについて聴講してきました。
「ラグビー日本代表における選手サポート体制とアスレティックトレーナーの役割」
・ラグビー男子日本代表アスレティックトレーナーの視点
・ラグビー女子日本代表アスレティックトレーナーの視点
・デフラグビー7’s日本代表アスレティックトレーナーの視点
「VUCA時代のアスレティックトレーニングを問う」
・アスリートサポート機関の立場から
・医師の立場から
・アスレティックトレーナーの立場から
「パフォーマンス発揮をサポートする最新の物理療法活用術」
「アスレティックトレーニング学における実践研究論文執筆の手引き」
・実践研究論文の書き方
・AT分野における実践研究論文の実例
「アスレティックトレーナーが知っておきたいメンタルヘルス」
「スポーツ現場の安全推進 -アスレティックトレーニングが貢献できること」
・チーム帯同の立場から
・大会救護の立場から
・教育・啓発の立場から
「スポーツを通した地域連携 -アスレティックトレーナー活動事例と今後の展開の可能性について」
「学校・スポーツ現場における救急対応に関する実態」
レベルの高い研究、調査結果、現場の実態、これからの取り組みなど貴重なお話をたくさん聞くことができました。
この2日間の収穫を今度どのように活かしていくかは自分次第。
今回はアスレティックトレーニングの分野でしたが、鍼灸の分野にもガンガン参戦していきます。
最後に、山形県の宿泊施設様、謎の予約をしてしまい申し訳ありませんでした。
それでは。